SGCによる充実した博士課程

生活環境科学専攻

池田 祐香さん

潰瘍性大腸炎など様々な疾患モデルマウスを作製し、その炎症緩和に効果的な食品成分の探索とメカニズムの解析を行っています。

私は学部、修士、博士と奈良女子大学にてお世話になりました。合計9年間の中でも、特に博士課程においては、SGCフェローシップの支援もあり、充実した日々を過ごせたと実感しています。進学を決めた際は、同級生の大半が就職し社会人として自立していくこと、進学に伴う費用などに関し、焦りや不安を感じていました。そのような中、SGCによって学費や生活費を援助頂けたことで、それらを大きく払拭することができました。また、研究費を頂けたことも、自分の興味のある研究を行う一助となりました。さらに、博士課程進学の悩みの一つとして、学位取得後の進路に関する不安があるかと思います。これに関しても、メンターチームの先生方やキャリア開発支援本部の方々が親身になって相談に乗ってくださり、様々な場で活躍している先輩方の話を聞く機会や、同じく奈良女子大学で研究に取り組んでいる博士課程の方々との交流の場を設けてくださるなど、多方面からのサポートを頂きました。これらの交流から人脈も広がり、博士課程の友人達とお互い切磋琢磨しながら研究に取り組むことができた充実した3年間であったと痛感しています。